トップアイドルの恋〜好きになってもいいですか?〜
「じゃあまずは、背中のマジックテープを外してみて」
コットンキャンディの控え室で明日香がそう言うと、円になった3人はお互い背中のマジックテープを外した。
「下まで全部ね。そう。そしたら今度は自分の肩のマジックテープを外すの」
3人は片方ずつ、自分の肩のテープを外す。
「最後に腕を抜いてみて」
言われた通り赤いワンピースから腕を抜くと、白いスカートがふわっと広がった。
「きゃー素敵!」
3人はそれぞれ、鏡の中の自分を見ながら、スカートをつまんだり回ってみたりする。
「良さそうですね」
隣の紗季と優子に声をかけると、2人も頷いた。
「明日香、粘った甲斐があったわね」
紗季にそう言われて、明日香はこれまでの事を思い出す。
どうしても赤いワンピースの肩からスカートを落とすのが上手くいかず、随分手こずった。
マジックテープは外しやすく、でもスカートが途中で落ちてこないようにしっかりと、とギリギリのせめぎ合いで、何度もテープの位置や大きさを変えて、上手くいくポイントを探したのだった。
3人は、男女でペアを組む部分の振りを、鼻歌を歌いながら踊り、スカートの広がりを楽しんでいる。
コットンキャンディの控え室で明日香がそう言うと、円になった3人はお互い背中のマジックテープを外した。
「下まで全部ね。そう。そしたら今度は自分の肩のマジックテープを外すの」
3人は片方ずつ、自分の肩のテープを外す。
「最後に腕を抜いてみて」
言われた通り赤いワンピースから腕を抜くと、白いスカートがふわっと広がった。
「きゃー素敵!」
3人はそれぞれ、鏡の中の自分を見ながら、スカートをつまんだり回ってみたりする。
「良さそうですね」
隣の紗季と優子に声をかけると、2人も頷いた。
「明日香、粘った甲斐があったわね」
紗季にそう言われて、明日香はこれまでの事を思い出す。
どうしても赤いワンピースの肩からスカートを落とすのが上手くいかず、随分手こずった。
マジックテープは外しやすく、でもスカートが途中で落ちてこないようにしっかりと、とギリギリのせめぎ合いで、何度もテープの位置や大きさを変えて、上手くいくポイントを探したのだった。
3人は、男女でペアを組む部分の振りを、鼻歌を歌いながら踊り、スカートの広がりを楽しんでいる。