トップアイドルの恋〜好きになってもいいですか?〜
「まだ残ってるのお前だけだぞ。まったく…何をやったらそんなに周りが見えなくなるんだ?」
「あ、いや、その…」
「いいから、早く片付けろ」
「え?どうして?」
「だから何度も言っただろ!10時になったらビルが一斉に消灯するって!」
「ええ?!」
そう言えば今日、通用口の所に貼り紙がしてあったっけ。
施設点検の為、とか。
「10時ですよね。消灯」
「そう。あと3分だ!」
「え、ええー?!ってことは、今、な、何時?」
「9時57分!引き算も出来ないのか?!」
「ええー!そんな時間?!」
「いいから急げ!」
は、はい!と返事をして、慌てて裁縫道具をしまう。
「おい、そこ」
「ギャー!え、な、何?」
「いちいち騒ぐな!うしろの机にもまだある」
見ると、スケッチブックや筆箱が散らばったままだった。
「あ、はい!すみません!」
急いで鞄に荷物をまとめ、部屋を出ようとした時だった。
「あ、いや、その…」
「いいから、早く片付けろ」
「え?どうして?」
「だから何度も言っただろ!10時になったらビルが一斉に消灯するって!」
「ええ?!」
そう言えば今日、通用口の所に貼り紙がしてあったっけ。
施設点検の為、とか。
「10時ですよね。消灯」
「そう。あと3分だ!」
「え、ええー?!ってことは、今、な、何時?」
「9時57分!引き算も出来ないのか?!」
「ええー!そんな時間?!」
「いいから急げ!」
は、はい!と返事をして、慌てて裁縫道具をしまう。
「おい、そこ」
「ギャー!え、な、何?」
「いちいち騒ぐな!うしろの机にもまだある」
見ると、スケッチブックや筆箱が散らばったままだった。
「あ、はい!すみません!」
急いで鞄に荷物をまとめ、部屋を出ようとした時だった。