意味不明彼氏
「な…っ!?俺まだ何も言ってねえし!!」
優は慌てて、顔を真っ赤にする。
「態度でバレバレなんだよ。で、どうしたいわけ?」
あたしはそう言って、チューハイの缶を開ける。
「どうしたい…って、いうか…お前まだ未成年…」
あたしを指しながら、そう言った優。
「バレなければ、いいんじゃん?」
あたしは笑顔でそう返す。
「………。
とりあえずさあ、千明ちゃんに俺を紹介してくれないかなあ?」
優はそう言って、身をのりだす。
「あー…」
「近い!!!!」
あたしが言葉を放とうとした瞬間、突然隣から叫び声が聞こえた。
隣を見ると…