星みたいな恋をしよう
「……嫌だ、絶対に協力してほしい。みんなはいいの?このまま手を離したら、この天使は天界に帰っちゃうよ」
「て、天使?」
海外では恋人や好きな人を「天使」と表現することがあるが、自分がそう言われるとは想像もしたことがないため、絆の胸が嫌でも音を立てていく。
(何なの、この人……)
絆がもう一度顔を上げると、再びオスカルと目が合う。刹那、頬を赤く染めたオスカルの顔が近付いてきた。
「ッ!」
それは、一瞬のことだった。世界から音が消えた。絆の目の前にあるのは、オスカルの煌めく瞳だけである。星が、見えた。
「……オスカル、さん……」
「ボス、強制わいせつ罪の現行犯で奴に手錠かけても?」
ジョージが顔を真っ青にし、エマが青筋を浮かべながら手錠を取り出している。絆はキスをされたのだと気付き、顔を赤く染める。キスをしたオスカル本人は嬉しそうに笑い、絆の体は一瞬にして彼の腕の中に囚われる。
「て、天使?」
海外では恋人や好きな人を「天使」と表現することがあるが、自分がそう言われるとは想像もしたことがないため、絆の胸が嫌でも音を立てていく。
(何なの、この人……)
絆がもう一度顔を上げると、再びオスカルと目が合う。刹那、頬を赤く染めたオスカルの顔が近付いてきた。
「ッ!」
それは、一瞬のことだった。世界から音が消えた。絆の目の前にあるのは、オスカルの煌めく瞳だけである。星が、見えた。
「……オスカル、さん……」
「ボス、強制わいせつ罪の現行犯で奴に手錠かけても?」
ジョージが顔を真っ青にし、エマが青筋を浮かべながら手錠を取り出している。絆はキスをされたのだと気付き、顔を赤く染める。キスをしたオスカル本人は嬉しそうに笑い、絆の体は一瞬にして彼の腕の中に囚われる。