【受賞】国をあげて行う政策によって付き合いを始めた二人のお話。
「もしかしたら、あなたの封じられている魔力が全て解放されたら、使えるかもしれません」
言うと、クリスはローブを脱ぎ始める。そして、自分のローブを脱ぎ終えたかと思うと、フローラのローブにも手をかける。
「あの、クリス様?」
この先、何が起こるのかということは容易に想像がつく。するりとローブを脱がされる。その下はブラウスとロングスカートという恰好である。クリスはそのブラウスのボタンにも手をかける。
「ええと、クリス様?」
フローラの言葉が届いているのかいないのか。フローラはクリスの手に自分の手を添えた。このまま流されてはいけないという意思表示。
「クリス様。聞こえていますか?」
「ええ、聞こえています」
「ですから、なぜ人の服を脱がせようとしているんですか?」
「もちろん、それはあなたを抱くためですよ? 服を着たままの方がいいですか? それはそれでたまらなく背徳感を覚えるのですが。できれば、後ろからあなたを犯してみたい」
そのようなことを真顔で言われてしまっては、フローラは顔中を赤く染め上げるのだが、クリスはその手をとめようとしない。
「ですからクリス様」
ブラウスのボタンは上から三つほどまではずされてしまった。それ以上は阻止するかのように、ぐっと手を押さえつける。
言うと、クリスはローブを脱ぎ始める。そして、自分のローブを脱ぎ終えたかと思うと、フローラのローブにも手をかける。
「あの、クリス様?」
この先、何が起こるのかということは容易に想像がつく。するりとローブを脱がされる。その下はブラウスとロングスカートという恰好である。クリスはそのブラウスのボタンにも手をかける。
「ええと、クリス様?」
フローラの言葉が届いているのかいないのか。フローラはクリスの手に自分の手を添えた。このまま流されてはいけないという意思表示。
「クリス様。聞こえていますか?」
「ええ、聞こえています」
「ですから、なぜ人の服を脱がせようとしているんですか?」
「もちろん、それはあなたを抱くためですよ? 服を着たままの方がいいですか? それはそれでたまらなく背徳感を覚えるのですが。できれば、後ろからあなたを犯してみたい」
そのようなことを真顔で言われてしまっては、フローラは顔中を赤く染め上げるのだが、クリスはその手をとめようとしない。
「ですからクリス様」
ブラウスのボタンは上から三つほどまではずされてしまった。それ以上は阻止するかのように、ぐっと手を押さえつける。