【受賞】国をあげて行う政策によって付き合いを始めた二人のお話。
耳元で囁くと、フローラは首をすくめる。この恥じらう姿も、もっと見ていたいとさえ思えるし、もっと淫らに啼かせたいとも思っていた。
感じていることを押し殺すかのような声も愛おしい。
それが、彼女が達する直前であることをクリスは知っている。
クリスはそのまま彼女への愛撫を続ける。
フローラは軽く仰け反った。その行為が意味することをクリスはもちろん知っているし、敢えて口にはしない。
額にじんわりと汗を浮かべ息を乱して悶えている彼女は、恍惚としていて美しかった。
「フローラ」
逸る気持ちを抑え込むかのように、クリスは妻となった彼女の名を呼ぶ。
「そろそろ、あなたの中に入っても?」
フローラは優しいその目でクリスを見上げると、コクリと頷く。
「クリス、きてちょうだい。あなたが、欲しい……」
フローラは両手を広げて彼の広い背にその手を回す
「あっ、ああ……」
二人で一つになることの喜びの声が、彼女から溢れた。
感じていることを押し殺すかのような声も愛おしい。
それが、彼女が達する直前であることをクリスは知っている。
クリスはそのまま彼女への愛撫を続ける。
フローラは軽く仰け反った。その行為が意味することをクリスはもちろん知っているし、敢えて口にはしない。
額にじんわりと汗を浮かべ息を乱して悶えている彼女は、恍惚としていて美しかった。
「フローラ」
逸る気持ちを抑え込むかのように、クリスは妻となった彼女の名を呼ぶ。
「そろそろ、あなたの中に入っても?」
フローラは優しいその目でクリスを見上げると、コクリと頷く。
「クリス、きてちょうだい。あなたが、欲しい……」
フローラは両手を広げて彼の広い背にその手を回す
「あっ、ああ……」
二人で一つになることの喜びの声が、彼女から溢れた。