先輩が愛してくれた本当のわたし
リカにとって、こんなにもドキドキすることは初めてだった。
航太を前にすると不安や緊張が薄れていく。すべてを受け入れてくれる安心感がリカの体を満たす。
触られて嫌なことは何ひとつなかった。
それよりももっと触れて欲しいと体が熱を持つ。
航太の手がリカの敏感な部分に触れる。
痺れるような感覚が甘い吐息となってリカの口から漏れ出た。
ゆっくりと時間をかけて、少しずつ肌が露わになっていく。その過程がどれもとても丁寧で、大切に扱われていることがわかってリカの目頭が熱くなった。
「うっ……」
「どうした? 嫌だった?」
心配そうにする航太にリカは慌てて首を横に振る。
「違う……。なんか嬉しくて……。エッチってこんなに幸せなことなの?」
「そうだよ。だって大好きな人を愛する行為だから。もっともっと幸せになってほしい。……だけど俺に余裕がなくて……」
「余裕?」
「もう理性が崩壊しかけてる。本当にリカちゃんが可愛すぎて抑えがきかない」
「――きゃっ」
ドサリとベッドへ倒れ込む。
そのまま交わした深いキスは蕩けるように甘くて、リカは体ごと溶けてしまうのではないかと思った。
時間をかけてたっぷりと触れられたリカは息が上がりそうなほど体が火照り、そしてゆっくりと航太が中に入ってくる。
「あっ――」
咄嗟にぎゅっと目を瞑る。
「……痛い?」
航太の心配そうな声が聞こえてリカはそろりと目を開けた。
航太の困ったような瞳の奥に欲情を孕んだ甘くて熱い想いが滲み出ているのが見て取れ、リカは体を震わせる。
ほんの少しの痛みは感じたけれど、それ以上に航太と繋がれたことが嬉しくてリカは航太の首に手を伸ばした。
「大丈夫。先輩、キスして」
「リカちゃん可愛い」
ちゅっとリップ音が耳に心地良く響く。
航太はリカを慈しむようにゆっくりと腰を打ちつけた。
肌と肌が触れ合うのが気持ちいい。
人の温もりがこんなにも心を豊かにするのだと、感動と喜びで胸がいっぱいになった。
航太を前にすると不安や緊張が薄れていく。すべてを受け入れてくれる安心感がリカの体を満たす。
触られて嫌なことは何ひとつなかった。
それよりももっと触れて欲しいと体が熱を持つ。
航太の手がリカの敏感な部分に触れる。
痺れるような感覚が甘い吐息となってリカの口から漏れ出た。
ゆっくりと時間をかけて、少しずつ肌が露わになっていく。その過程がどれもとても丁寧で、大切に扱われていることがわかってリカの目頭が熱くなった。
「うっ……」
「どうした? 嫌だった?」
心配そうにする航太にリカは慌てて首を横に振る。
「違う……。なんか嬉しくて……。エッチってこんなに幸せなことなの?」
「そうだよ。だって大好きな人を愛する行為だから。もっともっと幸せになってほしい。……だけど俺に余裕がなくて……」
「余裕?」
「もう理性が崩壊しかけてる。本当にリカちゃんが可愛すぎて抑えがきかない」
「――きゃっ」
ドサリとベッドへ倒れ込む。
そのまま交わした深いキスは蕩けるように甘くて、リカは体ごと溶けてしまうのではないかと思った。
時間をかけてたっぷりと触れられたリカは息が上がりそうなほど体が火照り、そしてゆっくりと航太が中に入ってくる。
「あっ――」
咄嗟にぎゅっと目を瞑る。
「……痛い?」
航太の心配そうな声が聞こえてリカはそろりと目を開けた。
航太の困ったような瞳の奥に欲情を孕んだ甘くて熱い想いが滲み出ているのが見て取れ、リカは体を震わせる。
ほんの少しの痛みは感じたけれど、それ以上に航太と繋がれたことが嬉しくてリカは航太の首に手を伸ばした。
「大丈夫。先輩、キスして」
「リカちゃん可愛い」
ちゅっとリップ音が耳に心地良く響く。
航太はリカを慈しむようにゆっくりと腰を打ちつけた。
肌と肌が触れ合うのが気持ちいい。
人の温もりがこんなにも心を豊かにするのだと、感動と喜びで胸がいっぱいになった。