恋の方程式。(短編)
修学旅行3日目
いよいよ最終日だ。
結衣とはあの時から話していない。
やっぱりもう無理なのかな…
自由行動は計画通りに行動することになった。
「葵、ごめん。私たちのせいで結衣と気まずくなっちゃったよね…」
奏が私に謝った。
「いや!奏は悪くない!私が結衣に本当のことを言えなかったのが悪いから。」
「もしかしたら結衣も葵が話しかけてくれるの待ってるかもしれないよ。電話、かけてみたら?」
「うん。そうする!」
プルルルルル
「はい。」
聞こえてきたのは結衣の冷めた声だった。
「結衣、昨日はごめんね…!修学旅行終わったらまたゆっくり話そう!」
「葵、今の私たちってほんとに親友っていえるかな。」
「え?」
「ほんとは葵も春翔くんのこと好きなんでしょ。それなのに私に言わなかったってことは、私に遠慮してたからだよね。」
「待って、私が日和って言えなかっただけだから、結衣は悪くないよ!」
「ほら。そうやってすぐ自分だけが悪いって言い方する。」
「多分、今の私たちは周りから見ても親友には見えないよ。」
プツッ
そう言って電話は切れた。
今度こそ結衣とダメになってしまった。
いよいよ最終日だ。
結衣とはあの時から話していない。
やっぱりもう無理なのかな…
自由行動は計画通りに行動することになった。
「葵、ごめん。私たちのせいで結衣と気まずくなっちゃったよね…」
奏が私に謝った。
「いや!奏は悪くない!私が結衣に本当のことを言えなかったのが悪いから。」
「もしかしたら結衣も葵が話しかけてくれるの待ってるかもしれないよ。電話、かけてみたら?」
「うん。そうする!」
プルルルルル
「はい。」
聞こえてきたのは結衣の冷めた声だった。
「結衣、昨日はごめんね…!修学旅行終わったらまたゆっくり話そう!」
「葵、今の私たちってほんとに親友っていえるかな。」
「え?」
「ほんとは葵も春翔くんのこと好きなんでしょ。それなのに私に言わなかったってことは、私に遠慮してたからだよね。」
「待って、私が日和って言えなかっただけだから、結衣は悪くないよ!」
「ほら。そうやってすぐ自分だけが悪いって言い方する。」
「多分、今の私たちは周りから見ても親友には見えないよ。」
プツッ
そう言って電話は切れた。
今度こそ結衣とダメになってしまった。