恋の方程式。(短編)
【結衣目線】
葵が私に春翔くんが好きだって言えなかったのは私のせいだってことは分かってる。
でも今はそんな葵の気持ちを考えている余裕なんてないの。
「春翔くん!あのね、聞いて欲しいことがあるの。」
「おう。」
「私、1年生の時から春翔くんのこと好きなんだ!春翔くんさえ良ければ付き合わない?」
「…ごめん。気持ちは嬉しい。でも俺好きな子がい…」
「そっ、そうだよね!ごめんね、急に!ありがとう…‼︎」
やっぱり。
思ってた通りだ。春翔くんは葵のことが好き。
な〜んだ。私が入る隙間なんて最初からなかったんだ。
馬鹿馬鹿しい。
葵が私に春翔くんが好きだって言えなかったのは私のせいだってことは分かってる。
でも今はそんな葵の気持ちを考えている余裕なんてないの。
「春翔くん!あのね、聞いて欲しいことがあるの。」
「おう。」
「私、1年生の時から春翔くんのこと好きなんだ!春翔くんさえ良ければ付き合わない?」
「…ごめん。気持ちは嬉しい。でも俺好きな子がい…」
「そっ、そうだよね!ごめんね、急に!ありがとう…‼︎」
やっぱり。
思ってた通りだ。春翔くんは葵のことが好き。
な〜んだ。私が入る隙間なんて最初からなかったんだ。
馬鹿馬鹿しい。