貴方が拾ってくれた恋
次の日の昼休み。
俺は遥斗についてきてもらって、持ち主の女の子がいるであろう、和樹の教室へ向かう。
「おー、和樹」
たまたま廊下に出てきた和樹に声をかける。
「あ、想太先輩、こんちは」
「ちわっす、なー、遠山さん、だっけ。昨日言ってた子、いる?」
「えっとー、待ってくださいね」
教室を覗く和樹を、どこか浮き足立つような気持ちで眺めていると、
「お前、ニヤついてね?」
と、遥斗に言われてしまった。
「んなことねーし」
「あ、いますよ、呼びましょーか?」
「うん、ありがとね」
「いーえ。…なんか先輩、ニヤニヤしてません?」
和樹にも同じことを言われてしまった。
「ほら、やっぱそうじゃん」
遥斗に小突かれる。やべ、ニヤけんな、俺...。
俺は遥斗についてきてもらって、持ち主の女の子がいるであろう、和樹の教室へ向かう。
「おー、和樹」
たまたま廊下に出てきた和樹に声をかける。
「あ、想太先輩、こんちは」
「ちわっす、なー、遠山さん、だっけ。昨日言ってた子、いる?」
「えっとー、待ってくださいね」
教室を覗く和樹を、どこか浮き足立つような気持ちで眺めていると、
「お前、ニヤついてね?」
と、遥斗に言われてしまった。
「んなことねーし」
「あ、いますよ、呼びましょーか?」
「うん、ありがとね」
「いーえ。…なんか先輩、ニヤニヤしてません?」
和樹にも同じことを言われてしまった。
「ほら、やっぱそうじゃん」
遥斗に小突かれる。やべ、ニヤけんな、俺...。