ド底辺の「たらいまわし王女」の私が「獅子帝」と呼ばれるおっさん皇帝に嫁いだら、超溺愛が始まりましたが……。あの、これって何かの間違いではありませんか?
「申し訳ございません。いらないことでした」
みんながジーッと見つめているので、慌てて謝罪した。
「いや、チカ。それだ。彼女なら何かしでかす。それに期待しようではないか」
「ええ、陛下」
「それは期待出来ますよ」
「そそのかしてもいいですしね」
「それ、いいわ」
みんながジーッと見つめているので、慌てて謝罪した。
「いや、チカ。それだ。彼女なら何かしでかす。それに期待しようではないか」
「ええ、陛下」
「それは期待出来ますよ」
「そそのかしてもいいですしね」
「それ、いいわ」