ド底辺の「たらいまわし王女」の私が「獅子帝」と呼ばれるおっさん皇帝に嫁いだら、超溺愛が始まりましたが……。あの、これって何かの間違いではありませんか?
「あら、わたしならそっちも大丈夫よ。だけど、どちらかといえば痛い目にあわせる方が好みなんだけど。妃殿下は、どうですか?」
ディアナに訳の分からないことを問われてしまった。
しかも彼女、すごくうれしそうに笑っている。
「陛下は、ああ見えて結構痛い目にあわされる方がよかったりして。いやだ。想像してしまいました。そうですよね。ちんちくりんの妃殿下が、強面デカブツおっさんの陛下をムチでぶったり縄で首を絞めたりだなんて、想像しただけでゾクゾクするわ」
ディアナに訳の分からないことを問われてしまった。
しかも彼女、すごくうれしそうに笑っている。
「陛下は、ああ見えて結構痛い目にあわされる方がよかったりして。いやだ。想像してしまいました。そうですよね。ちんちくりんの妃殿下が、強面デカブツおっさんの陛下をムチでぶったり縄で首を絞めたりだなんて、想像しただけでゾクゾクするわ」