ド底辺の「たらいまわし王女」の私が「獅子帝」と呼ばれるおっさん皇帝に嫁いだら、超溺愛が始まりましたが……。あの、これって何かの間違いではありませんか?
多くてグラスに一杯。一杯も飲んでいないときもある。
最初は、そのこといまったく気がつかなかった。彼は、チビチビと飲んでいるからかもしれない。
飲めるようになって、たいてい三杯は飲む。それ以上は、ぜったいに試さない。どうなってしまうかがわからないので、怖いからである。
彼は、わたしのグラスに注いでばかりいる。わたしが彼のグラスに注ぐのは最初の一杯だけ。それ以降は、一度も注いだことがない。当然、彼が自分で自分のグラスに注ぐことはない。
彼自身が飲むのを控えているのか、それとも弱いからなのかはわからない。
しかし、葡萄酒の知識は豊富で、ほんとうに様々なことを教えてくれる。味や香りも含めて。
最初は、そのこといまったく気がつかなかった。彼は、チビチビと飲んでいるからかもしれない。
飲めるようになって、たいてい三杯は飲む。それ以上は、ぜったいに試さない。どうなってしまうかがわからないので、怖いからである。
彼は、わたしのグラスに注いでばかりいる。わたしが彼のグラスに注ぐのは最初の一杯だけ。それ以降は、一度も注いだことがない。当然、彼が自分で自分のグラスに注ぐことはない。
彼自身が飲むのを控えているのか、それとも弱いからなのかはわからない。
しかし、葡萄酒の知識は豊富で、ほんとうに様々なことを教えてくれる。味や香りも含めて。