妄想天使は夢の中。
「今日から空宮さんの担任の、水川エリです。よろしくね!」
女の先生で、優しそう、!安心したぁ~
「うちのクラスは特に男子比率が多いから気を付けてね?」水川先生は意味深に言う。
「?はい、?」わけもわからなかったけれど気にせず楽しもう!一生に一度の高校生活だもんね!!
「今日からこの1-Aに入る転校生が来ます。入ってきていいよ!」
「誰だろうな?」「どうせ男だろ。」「こんなところに女子来たら自慢ものだなwww」
そんな声を小耳に、私が転入してきてよかったのか不安になる。
いや、楽しむって決めたんだから!と意を決して入る。
「はじめまして、星来女子学園から来ました、空宮夜蘭です。どうぞよろしくお願いします。」
深々と礼をし、顔を上げると目の前は男子9割、女子1割、といったところだろうか。
というより、男子が目をそらしたり顔を伏せたりしている。
あれ、やっちゃった?駄目でした??え、どうしよう⁉
「空宮さん、これからよろしくね!」
「あ、はい!」
「では転入生の空宮さんは、あそこの窓際の席に座ってね!」
「わかりました。」いや、あの席の隣で爆睡している男子がいて、ちっともこの状況がわからない。
恐る恐る席に座って、挨拶ぐらいは、と思い、「おはようございます。よろしくお願いします。」とだけ伝えた。
「では、HRをはじめます。」
=========================================================
「これでHRを終わりにします、今日も頑張りましょう、以上です。」
水川先生の一言でクラスは急に騒がしくなる。このわちゃわちゃ感が楽しいんだよね~
「あの~、」急に目の前で声がした、びっくりして前を向くと、
四方八方が男子。あ、今日命日?
「なんでしょう?」動揺を隠し、何も気にしていないように気丈にふるまう。
「僕、加田悠人って言います。今日から宜しくお願いします。」
予想外の友達なりたいメッセージに驚きつつ、
「宜しくお願いします。」と笑顔で答える。その瞬間、
「俺は山岡きらと!」「ゆうは、茂庭友穂!」「俺は~、」
と次々に自己紹介の嵐。
「頑張って覚えますね、教えてくださってありがとうございます!」と答えた。
「っていうかタメ口でいいんだぜ?」とえっと、きらと、?が言う。
「わかった、これからよろしくね?」
「おう!/よろしくね~/こちらこそ、」と各々挨拶して自席に戻っていった。
大変だな~と思ったら、「あ、あの、」と声。今度は誰?と少し気にかかって顔を上げると、黒縁丸眼鏡おさげの女の子。
「さっき、大変だったよね?大丈夫??」
この子は、自己紹介より心配が勝ったみたい。
「ありがとう。あなたは名前なんて言うの?」
「あ、尾野間結輝っていうの。よろしくね?あ、タメ口になってた、ごめんなさい。」
丁寧な子だな、
「気にしなくていいよ、タメ口でいいし!」
「ありがとう!!」彼女の顔が急に笑顔で満ち溢れる。そして席に帰っていく。
そういえば、隣の人とは自己紹介も何もしてないや。
この人は一体なんて言う人なんだろう、、、?
しかもHRに始まってまだ寝てるし。
女の先生で、優しそう、!安心したぁ~
「うちのクラスは特に男子比率が多いから気を付けてね?」水川先生は意味深に言う。
「?はい、?」わけもわからなかったけれど気にせず楽しもう!一生に一度の高校生活だもんね!!
「今日からこの1-Aに入る転校生が来ます。入ってきていいよ!」
「誰だろうな?」「どうせ男だろ。」「こんなところに女子来たら自慢ものだなwww」
そんな声を小耳に、私が転入してきてよかったのか不安になる。
いや、楽しむって決めたんだから!と意を決して入る。
「はじめまして、星来女子学園から来ました、空宮夜蘭です。どうぞよろしくお願いします。」
深々と礼をし、顔を上げると目の前は男子9割、女子1割、といったところだろうか。
というより、男子が目をそらしたり顔を伏せたりしている。
あれ、やっちゃった?駄目でした??え、どうしよう⁉
「空宮さん、これからよろしくね!」
「あ、はい!」
「では転入生の空宮さんは、あそこの窓際の席に座ってね!」
「わかりました。」いや、あの席の隣で爆睡している男子がいて、ちっともこの状況がわからない。
恐る恐る席に座って、挨拶ぐらいは、と思い、「おはようございます。よろしくお願いします。」とだけ伝えた。
「では、HRをはじめます。」
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「これでHRを終わりにします、今日も頑張りましょう、以上です。」
水川先生の一言でクラスは急に騒がしくなる。このわちゃわちゃ感が楽しいんだよね~
「あの~、」急に目の前で声がした、びっくりして前を向くと、
四方八方が男子。あ、今日命日?
「なんでしょう?」動揺を隠し、何も気にしていないように気丈にふるまう。
「僕、加田悠人って言います。今日から宜しくお願いします。」
予想外の友達なりたいメッセージに驚きつつ、
「宜しくお願いします。」と笑顔で答える。その瞬間、
「俺は山岡きらと!」「ゆうは、茂庭友穂!」「俺は~、」
と次々に自己紹介の嵐。
「頑張って覚えますね、教えてくださってありがとうございます!」と答えた。
「っていうかタメ口でいいんだぜ?」とえっと、きらと、?が言う。
「わかった、これからよろしくね?」
「おう!/よろしくね~/こちらこそ、」と各々挨拶して自席に戻っていった。
大変だな~と思ったら、「あ、あの、」と声。今度は誰?と少し気にかかって顔を上げると、黒縁丸眼鏡おさげの女の子。
「さっき、大変だったよね?大丈夫??」
この子は、自己紹介より心配が勝ったみたい。
「ありがとう。あなたは名前なんて言うの?」
「あ、尾野間結輝っていうの。よろしくね?あ、タメ口になってた、ごめんなさい。」
丁寧な子だな、
「気にしなくていいよ、タメ口でいいし!」
「ありがとう!!」彼女の顔が急に笑顔で満ち溢れる。そして席に帰っていく。
そういえば、隣の人とは自己紹介も何もしてないや。
この人は一体なんて言う人なんだろう、、、?
しかもHRに始まってまだ寝てるし。