私たちのカンケイは【短編】



なにかが上達したときには、ダビが沢山褒めてくれるからなんでも頑張れた。





ダビのためならなんでも出来る、この時からそう思っていた。








やることがない日は、ダビの仕事机に背を向けてダビを待つ。





「ヨナ、俺はもう少し仕事が残ってるからお前はもう自分の部屋に戻れ」






『……』






「先に寝てろ〜」







『ダビと寝る』







「いい子に、するんだろ?」






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