私たちのカンケイは【短編】
それから18歳になり、
ひとりで任務もこなせるようになって、部下もできた。
ダビは変わらず、隣に置いてくれた。
だけど、ある時からダビが時々、女の人の香水の匂いをさせて朝帰りをするようになった。18にもなれば、どういうことかは大体の想像がつく。
レオが、昔ダビは女にだらしなかったと言っていた。
ダビの行動に私は文句を言う権利はない。
だけど、眠る時、隣にダビがいないのが寂しくて、悲しくてどうしようもない感情に打ちひしがれた。