私たちのカンケイは【短編】
「いいや絶対、ヨナっちのことすきだって!」
『…ダビにはさ、他に想っている相手がいるんだ』
「え?」
『時々、朝帰りするダビから香る香水がいつも一緒だったんだ。だけど、私がワガママ言って会うのやめたんだ』
「ヨナっち」
『でも、ダビが夜寝る時に隣に居ないのが寂しくて、どこにも行ってほしくなくて…ワガママ言ったんだぁ』
ダビと私が身体関係を持っていることは、レオやイルミたちは知らない。