私たちのカンケイは【短編】
レオはベットに横になり、ポンポンと、私を招いた。
「俺もさぁ、ちゃんと恋愛したことないから分からないけど、俺もヨナっち好きで、でも、付き合うとかそう言うんじゃないんだ」
『うん』
「それに、仮にもしヨナっちが俺に他の女と遊ばないでって言っても俺はそのお願い聞けない。けどダビが素直にそうするってことは、少なからず、ヨナっちが特別だってことだよ」
『……特別かどうかは分からないけど、私はダビだけのものだから。…だけど私にダビを縛る権利はないんだぁ』
だから今私がしていることは本当は良くないってことはわかってる。
「……ヨナっちの境遇がそう思い込ませてしまっているんだろうけど、俺はあんまり考え過ぎなくていいと思うぜ。
まぁ、ダビがしっかりしろってはなしだけどな!」