私たちのカンケイは【短編】



雨の音と、ベッドの軋む音、




それから2人の荒い吐息だけが響く。






『っっ、ぁ』





「ここ、好きだよな」






ピンポイントで私の弱い部分を刺激して、ダビ以外何も考えられなくさせる。





求めてくれるなら、私はなんでも受け入れる。







この関係を提案したのは、私から。






ダビは沢山の人と遊んでいるようで、関係を持っていたのはただ1人だけだったのを、私は知っていた。





私には気づかれていないと思ってるだろうけど。







ダビがその人に失恋して落ち込んでるときに、






私は、そこにつけ込んだ。



< 6 / 47 >

この作品をシェア

pagetop