高二の私
私には愛嬌がない。
高校一年の頃、陸上部のマネージャーを遺書にやっていた友達がいた。
そして高校2年生の時に、一緒に部活を辞めることになった。私は部活をやめてから、先輩と話す機会はなくなり、誰とも話さなくなった。でもその友達は愛嬌があるから、部活をやめても先輩たちと仲良く話したり、この間は誕生日プレゼントをもらっていた。
コミュ力のない私は、ただ友達が羨ましかった。
私はいつも友達といる時、今自分がどの地にいるのかを確認してしまう。
例えば3人で並んでいる時。女の子にはよくわかってもらえる問題なのだが、どうしても1人会話に省かれてしまう。女は横に3人並んで話すことが難しい生き物なのだ。
その時私は、3人いるうち真ん中にいたとする。その時私はすごく嬉しい。まるで自分がいないと会話が成り立たない様で、自分が必要とされている感があって、とても安心する。逆に端っこの方にいる時は、悲しい気持ちになる。もしかしたら、私はいらないのではないか。私は性格上人にくっついたりするのは恥ずかくて自分からは行けないタイプだ。だからいつもこっちにきてくれる友達としか話せない。自分から気を遣って話を繰り広げることも、会話を考えることも苦に感じてしまう。だから、私は人と話すのに向いていない。そう考えていつも、私には友達がいない。いつもみんなに嫌われている。私は必死にみんなについていっているだけで、渡しといてもみんなは楽しいのだろうか。と考えてしまう。いわゆるめちゃくちゃ面倒臭い女だ。そうやってネチネチ考えているが、今の私は生理二日目である。全人類よ、こんな私でも許してくれ。今から寝ます。おやすみなさい。
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