爽やかイケメンと噂になってもクールなイケメンが好きなのです。

全く何で俺がこんなに動いてんだよ



ピンポン



「いらっしゃい、大冴くん」




学校から帰ったばかりの制服姿の菜穂がいた。



「少しいい?」



「うん、私が帰ってきても出てこないから寝てるかも」



「この前起こされたから起こす」



「私リビングにいるから大声出しても大丈夫だからね(笑)」ニコッと笑う



「大声は出さない予定なんだが(笑)」




部屋を教えてもらいノックをしたが返事は無い



ゆっくりとドアを開けた。



やっぱり寝てる


タンクトップに短パンで横を向いて縮こまって寝ている



きっと昨日寝れずに、午後に城戸からのLINEでホッとしたってところだろうな




「ん……嫌……」

嫌な夢でもみてるのか顔が歪む

パチッと目が開いた。



ボーッとしている


体を起こして横座りをした。




肩から紐が片方はずれ豊満な胸が見えた。


でかっ!



素直に大冴は思った。



服を着てるとそこまで思わなかったが前に出てることは出てると言った友達は間違いなかったようで……


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