爽やかイケメンと噂になってもクールなイケメンが好きなのです。

同時に拍手に変わった。



「やった、50回超えた〜」


女子同士抱き合っている



男子も瞬弥と大冴に抱きつく



2年生で1番になったのだ。



テントに戻ると瞬弥と大冴は一人一人握手をしていった。



もちろん握手は瞬弥がやれと大冴に言った。



話したことのない人もたくさんいる大冴だが興奮して、恥ずかしさはなかった。



女子は水分補給をしている子が多かった。



菜摘を見つけてかけよる



「お疲れ」




手を出した。


「はあ、嬉しい」



「俺の前以外で泣くなよ(笑)」



菜摘の涙を拭った。



「仕方ないじゃん」



ポンポンと背中をたたいて頭をなでながら離れた。



大冴くん、笑ってた……



本当の笑顔だ



すんっと鼻をすすり、菜摘は目尻の涙を拭いた。



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