爽やかイケメンと噂になってもクールなイケメンが好きなのです。

「真広」


「ばあちゃん、何?」


真広は母屋で昼食を食べていた。


「合宿の日手伝って欲しいんだよ」



「あー、いつだったっけ」



「8月のお盆前10日から3日間」



「おばさんは?」



「由奈のバレーの遠征らしい」



「おじさんは指導手伝うんだっけ」



「うん、だから手が欲しいんだよ」


バイト先に聞いてみるねと返事をした。



「ただいま」


「おかえり大冴、すぐ用意するね」



夏休み中は母屋で食事する事になっている


「あっ、ねぇ、菜摘ちゃんはバイトとかしてる?」


「知らないよ」



「合宿の日におばさんがいないんだって」



「へぇ〜、由奈絡みか」



「食事作りが大変なのよ」


「20人だからね」


「聞いてみてよ」


「何で俺が?LINE知らないし」


「えーー」


同じクラスなのに?と真広に言われる


「うるさいな」


「あっ!私LINE交換したんだった」



真広は携帯を出した。


何だよ全く……


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