爽やかイケメンと噂になってもクールなイケメンが好きなのです。
バタバタと子供達の足音が聞こえる
「机出したよ」
大冴くんが来てくれた。
「じゃあ、これ運んで」
「わかった」
「大冴くんお疲れ様」
すごい髪の毛も汗びっしょりだ。
「あー、ありがとう」
食事を運ぶと菜摘達も台所で食べ始めた。
「あっという間にお昼がきちゃいましたね」
「少し休憩したらまた夕食作らなきゃね」
「ですね、あと真広さんにお願いが……」
「うん、うん」
夕食が終わるとおばあさんと瞬弥くんのお父さんと菜摘で明日の買い出しにスーパーに行った。
「何か子供達が喜んでくれる事がしたいね」
「3日目の夕方に解散だから明日の夜に花火とか?」
菜摘は提案してみた。
「いいね、最近は花火ができる場所も少なくなってると聞くね」
瞬弥くんのお父さんは穏やかに話す
瞬弥くんに似ていると思った。
「バーベキューからの花火にしようかね」
肉と野菜と花火を大量に買い込んで……
「菜摘ちゃんありがとう、明日またお願いね」
買い物の帰りに家に送ってもらった。