爽やかイケメンと噂になってもクールなイケメンが好きなのです。

「クスッ、わかりやすいんだね、菜摘ちゃん、気になる?」



「あっ、聞いてみただけだよ、癖かな、私の悪い所なんだよね

ちょっと気になるとすぐ口にでちゃう、菜穂なんかは全然大人しいんだけどね、アハハッ」


「それならいいけど、何か買う?」


「あっ、うん、夕食コンビニで済ませちゃおうと思って、今日疲れちゃったから」


「じゃあ、送るよ」


「でも友達まだいるでしょ?」


「いい(笑)」


「ありがとう、じゃあ買ってくる」



瞬弥はバスケ部仲間に声をかけて菜摘とコンビニを出た。


「瞬弥って和田と付き合ってんの?」


「送って行くってどういう関係だろ」


仲間達はコンビニの外を歩いている2人を暫く見ていた。



「後つける?」

「それは悪いだろ」

「気になる~」


「向こうに帰るやついないのかよ」


「仕方ねぇよ、明日聞いてみよ」





菜摘の家に着くと上がっていく?と言われたが今日は帰って用があるから少しだけ菜穂を呼んでもらった。



菜穂がすぐに出てきてお疲れ様と声をかけてくれる。

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