爽やかイケメンと噂になってもクールなイケメンが好きなのです。

大冴は小学生の時から実力を発揮し数々の大会で優勝してきた。


高校を決める時に県外の全国大会常連校から誘いが来たが断って今の高校に決めた。



強くはないが自分の家の道場もあるし、じいちゃんの指導もまだ受けたいのと、おじさんが留守がちだから家を守りたかったのだと瞬弥は思っていた。


素直に言葉にはださないが大冴は優しい


俺は大冴にいつも決勝で負け続けていたから中学から185cmの身長を生かしバスケ部に入ることにした。


もちろん今の空手部員にも余裕で勝てる実力はあると思う。


俺の方が大冴より少し身体の線は細い


大冴は一緒にやりたいみたいだったがずっと大冴と比べられる事を避けてきた。



親も無理に言わなかったし好きな事をしていいと言われたから気分的には楽だった。


バスケ部も楽しいし、空手をやめたわけじゃない、こうして大冴と練習できる事は集中もできるし、俺にとってもいい事だった。



風呂からあがるとじいちゃんばあちゃんと少し話して各々の家に帰った


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