爽やかイケメンと噂になってもクールなイケメンが好きなのです。

菜穂の部屋の真ん中には大きなクッションがおいてあった。

最近流行りの気持ちよくて動きたくなくなるダメにするクッション


そのクッションに座ると菜穂も瞬弥の腰に両手を回す。


「瞬……くん……はぁ」


「んっ、甘い」


首筋と口唇に甘いキスをしていく。




菜穂の身体の力が抜けた。


「おっと」

「はぁはぁ」


瞬弥は菜穂を支えた。



「大丈夫?」


「うん、ボーッとしちゃった」



「ドキドキした?」



「うん……ドキドキした」


菜穂の頬は赤かった。


瞬弥は中学の時にキスは経験済みだが、菜穂とキスをすると何か違う。

昨日のキスが初めてなのに俺の中でもっとしたいって感情がでてくるのだ。


可愛くて子供っぽいのにキスをすると吐息や顔までも色っぽく見えてしまう。



「確認していい?」


「ドキドキ?少しだけだよ」


左腕に菜穂の頭を支えて上からキスを落とす。



「菜穂」


「ん?」


「はむはむって口出来る?」


「はむはむ?」


「うん、そう上手上手」


自分だってこんなキスは初めてなのに…

漫画や動画でしか見たことないのに菜穂に吸い寄せられるような気持ちになる。

不思議な気分……

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