爽やかイケメンと噂になってもクールなイケメンが好きなのです。

頭をまた撫でてくれる。



「大冴にも話さなきゃ」


「大冴さん……いつか会わせてね」


「うん、今度は大丈夫だと思う」



「ん?」


「(笑)なんでもない、俺ちょくちょく寄っていいのかな?」


菜穂は嬉しそうだった。


「親がいるときはどうする?」



「菜穂が決めていいよ」



甘い匂いをまた嗅がせてと瞬くんは言って首筋にキスをしていく…




「またドキドキする」


「んっ、触るよ」



「んっ……」


「大丈夫?痛くない?」



「こそばいけど……痛くないよ……やんっ」



瞬弥の右手は服の中に入っていった。


「柔らかい」


「瞬くん……大好き」


我慢の限界をむかえて瞬弥は菜穂から少し離れた。


暑っ……

瞬弥はクッションに座りなおして前に菜穂を座らせた。



菜穂の背中に頭をつけて手を前で組む。


「あ〜気持ちいい、早く抱きたい」



「瞬くんて甘えん坊なんだね」



「あ、バレた?(笑)学校でも結構気が張ってる」



「学級委員もバスケも頑張ってるもんね」


「頑張ってるよ〜俺」


「私には甘えていいよ」



「嬉しい~菜穂の体温は温かいね」


コンコンとノックの音がした。

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