爽やかイケメンと噂になってもクールなイケメンが好きなのです。
「あいつはうちの道場出身で3年に兄貴もいて、先輩だから色々めんどいんだよ」
空手やってたんだ
「なるほど、何か麻耶曰く大冴くん推しらしいよ」
「推しとかやめて欲しい、先輩の妹じゃなかったら話さないのに」
「さっきのは本当に嬉しかったよ、じゃあ送ってくれてありがとう」
「ああ」
菜摘は次の日の練習は1日休んだもののすぐに練習に参加できた。
日曜日、菜穂は何度も服を見せに来てはソワソワしていた。
午前中の部活の帰りに瞬弥くんが寄りお家へお邪魔するのだ。
「子供っぽいかな、おかしくないかな」
「髪切るだけじゃん」
「お家へお邪魔するって緊張するでしょ」
まあ、確かに菜穂は彼氏ん家だからね〜
持っていくマカロンも玄関に置いて準備万端
菜穂はブルーの半袖ブラウスにタイトなジャンパースカート
菜摘は足の傷がまだ見えるので7分袖のブラウスにジーンズだった。
性格の違いもあり服の好みも可愛い系の菜穂にシンプル系の菜摘
髪型どうする?なんて時間まで話していた。