幼なじみの外科医と密なる関係~甘やかな結婚生活~
瑛ちゃんに起こすのを手伝ってもらい、何とか上半身を起こしてベッドの上に座る。
「初音さんも心配だし、俺が陽菜乃を引き継ぐからと言って、今日の所はお義母さんは帰宅してもらったよ。明日の午後にまた顔出しに来るって」
私は長い時間寝ていたようで気付けば夜の8時になっていた。朝から私に付き添っていた母も疲れているから気を使っての配慮だろう。母も瑛ちゃんが来たから安心して帰宅したのだろうな。
私は深呼吸をしてから瑛ちゃんにこひなの話をした。瑛ちゃんは優しく微笑んで、何も言わずに私を抱き寄せた。
「失礼しま、……あー、鷹司! お前、油断も隙もないな。産後一ヶ月経って検診受けてからじゃないと仲良ししちゃダメだからな! しかも、こんな所でイチャイチャ禁止ー!」
トントンとドアをノックする音が聞こえたと思ったら二宮先生だった。二宮先生が入って来た事により、私は急激に恥ずかしくなる。ぎゅうっと抱き合っているのを見られた! しかも、仲良ししちゃダメだって、まさかの……産後エッチの話?
「知ってるよ、そんな事は! やっと陽菜乃が起きたのに、何で邪魔すんだよ! 陽菜乃と長い間、会話もしてなかったのに!」
「長い間って、半日経ってないだろ? 本当に陽菜乃ちゃんを愛してるんだな」
「当たり前だろ!」
瑛ちゃんと二宮先生の掛け合いがハイスピードで始まっていき、私はただひたすら聞いているだけだ。この場に望月先生もいたら、もっと混ざりあって収集つかなくなるのかな? と思ったら、見たいような見たくないような複雑な気持ちになる。面白くなるのは間違えないだろうけれど……。
「初音さんも心配だし、俺が陽菜乃を引き継ぐからと言って、今日の所はお義母さんは帰宅してもらったよ。明日の午後にまた顔出しに来るって」
私は長い時間寝ていたようで気付けば夜の8時になっていた。朝から私に付き添っていた母も疲れているから気を使っての配慮だろう。母も瑛ちゃんが来たから安心して帰宅したのだろうな。
私は深呼吸をしてから瑛ちゃんにこひなの話をした。瑛ちゃんは優しく微笑んで、何も言わずに私を抱き寄せた。
「失礼しま、……あー、鷹司! お前、油断も隙もないな。産後一ヶ月経って検診受けてからじゃないと仲良ししちゃダメだからな! しかも、こんな所でイチャイチャ禁止ー!」
トントンとドアをノックする音が聞こえたと思ったら二宮先生だった。二宮先生が入って来た事により、私は急激に恥ずかしくなる。ぎゅうっと抱き合っているのを見られた! しかも、仲良ししちゃダメだって、まさかの……産後エッチの話?
「知ってるよ、そんな事は! やっと陽菜乃が起きたのに、何で邪魔すんだよ! 陽菜乃と長い間、会話もしてなかったのに!」
「長い間って、半日経ってないだろ? 本当に陽菜乃ちゃんを愛してるんだな」
「当たり前だろ!」
瑛ちゃんと二宮先生の掛け合いがハイスピードで始まっていき、私はただひたすら聞いているだけだ。この場に望月先生もいたら、もっと混ざりあって収集つかなくなるのかな? と思ったら、見たいような見たくないような複雑な気持ちになる。面白くなるのは間違えないだろうけれど……。