幼なじみの外科医と密なる関係~甘やかな結婚生活~
浴室から出て、ペットボトルの水を喉に流し込んだ。不思議とお腹は空かなかった。
ソファーに座り、テレビのリモコンを手に取り、電源を入れたが、通販番組ばかりしか放映されていなかった。
つまらない。
ゴロンとソファーに横に寝転んだ時にオートロックの鍵が外れ、瑛ちゃんが帰って来た。私は立ち上がり、瑛ちゃんに駆け寄る。
「おかえり、なさいっ!」
ぎゅうっと抱きしめて、温もりを確かめた。
瑛ちゃんは私の泣き腫らした顔を見て、指先で目尻についていた涙を絡め取った。
「瑛ちゃ、……ん、」
目が合った瞬間に口を塞がれて、濃密に舌を絡み合うキスに腰が抜けそうになった。
「陽菜乃、本当に本当にごめんな。一生に一度の披露宴を台無しにしてしまって……、今更、なんて謝れば良いのか……」
唇を離した後、瑛ちゃんは私の事を強く抱きしめる。痛いくらいに強い。
「謝らなくて良いよ」
「陽菜乃……」
「でも、……私の身体も瑛ちゃんのものにして欲しいの。はしたないかもしれないけれど、今だけは瑛ちゃんを独り占めしたいの」
「うん、俺も陽菜乃を独り占めしたい」
瑛ちゃんは私の事をお姫様抱っこするとベッドまで移動した。私をゆっくりと降ろすと着崩したタキシードのジャケットを脱ぎ、私を見下ろした。
「愛してるよ、陽菜乃」
首筋にキスを落とされ、「ひゃっ」と変な声を出してしまったが、今日の瑛ちゃんは途中で止めようとはしなかった。
ソファーに座り、テレビのリモコンを手に取り、電源を入れたが、通販番組ばかりしか放映されていなかった。
つまらない。
ゴロンとソファーに横に寝転んだ時にオートロックの鍵が外れ、瑛ちゃんが帰って来た。私は立ち上がり、瑛ちゃんに駆け寄る。
「おかえり、なさいっ!」
ぎゅうっと抱きしめて、温もりを確かめた。
瑛ちゃんは私の泣き腫らした顔を見て、指先で目尻についていた涙を絡め取った。
「瑛ちゃ、……ん、」
目が合った瞬間に口を塞がれて、濃密に舌を絡み合うキスに腰が抜けそうになった。
「陽菜乃、本当に本当にごめんな。一生に一度の披露宴を台無しにしてしまって……、今更、なんて謝れば良いのか……」
唇を離した後、瑛ちゃんは私の事を強く抱きしめる。痛いくらいに強い。
「謝らなくて良いよ」
「陽菜乃……」
「でも、……私の身体も瑛ちゃんのものにして欲しいの。はしたないかもしれないけれど、今だけは瑛ちゃんを独り占めしたいの」
「うん、俺も陽菜乃を独り占めしたい」
瑛ちゃんは私の事をお姫様抱っこするとベッドまで移動した。私をゆっくりと降ろすと着崩したタキシードのジャケットを脱ぎ、私を見下ろした。
「愛してるよ、陽菜乃」
首筋にキスを落とされ、「ひゃっ」と変な声を出してしまったが、今日の瑛ちゃんは途中で止めようとはしなかった。