幼なじみの外科医と密なる関係~甘やかな結婚生活~
「可愛いね、三歳くらい?」
「当たり。子供って可愛いよね、俺は小児科医にもなりたかったなー」
先程のご家族と別れた後、男の子がとても可愛かったので訪ねた。瑛ちゃんは昔から誰にでも好かれるタイプで、あんなに可愛い男の子にも好かれてしまうなんて流石だと思う。あの男の子は多分、瑛ちゃんの患者さんなのだろうけれど、病院の先生にも関わらずに怖がられない事も凄い。
「……いつの日か、我が家の子供達を連れて水族館とか遊園地とかに行こうね。楽しみにしてるからね」
「き、気が早いってば!」
自分で小児科医になりたかったと言葉に出す位、子供好きみたいだ。ショッピングモール内のレストランに行くまでに通りすがりの輸入雑貨店でスパイス入れなどを購入し、高級そうな食器屋さんに入って(実際に本当に高級だった)食器とグラスを購入した。
瑛ちゃんは私と一緒に暮らすのが幸せだと言いながら、お揃いの食器などを楽しそうに選んでいた。年上なのに無邪気な瑛ちゃんが可愛く思えて、胸がキュンとときめく。
目的の夕飯を差し置き、普通にデートをしている。楽し過ぎて時間を忘れてしまい、このままずっと時間が過ぎなければ良いのに。
「まだ間に合うかな? ……やっぱりさ、行きたいから行こう! 陽菜乃の体調は大丈夫?」
「大丈夫だよ。少し運動しなきゃ行けないと思ってるし、散歩がてらなら。でも、どこに?」
瑛ちゃんは左腕にしている時計を見ながら言った。行先も告げられないままに手を繋がれて、誘導される。
まったく、強引なんだから……!
「当たり。子供って可愛いよね、俺は小児科医にもなりたかったなー」
先程のご家族と別れた後、男の子がとても可愛かったので訪ねた。瑛ちゃんは昔から誰にでも好かれるタイプで、あんなに可愛い男の子にも好かれてしまうなんて流石だと思う。あの男の子は多分、瑛ちゃんの患者さんなのだろうけれど、病院の先生にも関わらずに怖がられない事も凄い。
「……いつの日か、我が家の子供達を連れて水族館とか遊園地とかに行こうね。楽しみにしてるからね」
「き、気が早いってば!」
自分で小児科医になりたかったと言葉に出す位、子供好きみたいだ。ショッピングモール内のレストランに行くまでに通りすがりの輸入雑貨店でスパイス入れなどを購入し、高級そうな食器屋さんに入って(実際に本当に高級だった)食器とグラスを購入した。
瑛ちゃんは私と一緒に暮らすのが幸せだと言いながら、お揃いの食器などを楽しそうに選んでいた。年上なのに無邪気な瑛ちゃんが可愛く思えて、胸がキュンとときめく。
目的の夕飯を差し置き、普通にデートをしている。楽し過ぎて時間を忘れてしまい、このままずっと時間が過ぎなければ良いのに。
「まだ間に合うかな? ……やっぱりさ、行きたいから行こう! 陽菜乃の体調は大丈夫?」
「大丈夫だよ。少し運動しなきゃ行けないと思ってるし、散歩がてらなら。でも、どこに?」
瑛ちゃんは左腕にしている時計を見ながら言った。行先も告げられないままに手を繋がれて、誘導される。
まったく、強引なんだから……!