幼なじみの外科医と密なる関係~甘やかな結婚生活~
自宅に帰れば二人きり。瑛ちゃんと初めて二人きりで過ごすお正月が何だか、とても新鮮だ。
テレビは正月番組で、どこのチャンネルをかけてもワイワイガヤガヤと楽しそうな姿が映し出されている。
瑛ちゃんは病院からの呼び出しもなく、日頃の疲れをとるかのようにゆっくりと過ごしている。帰宅してお風呂が済んだ後、ソファーに座って一緒にテレビを見ていた私達だったが、瑛ちゃんがいつの間にか寝ていた。
安心しきっている表情でスヤスヤと寝息をたて、背もたれに身を委ねるような体制で夢の中にいる。毛布をかけようと立ち上がった時、瑛ちゃんが私に声をかけた。
「陽菜乃は眠くないの? ベッドに移動しない?」
急に起き出した瑛ちゃん。そっと立ち上がったつもりだったが起こしてしまったようだった。
「ごめんなさい、起こしてしまったよね。そうだね、もう寝ようか」
気付けば、時計は23時半を過ぎていた。お互いに身支度を整え、ベッドに入り込む。明日は都心でも雪が降る予報で、ベッドの中はいつもよりもヒンヤリと冷たく感じる。洋服の生地から出ている手足の部分がヒンヤリとしたシーツにあたり、急に肌寒く思えた。
「さっきまでは暖房のついた部屋に居たから急に寒く感じるね」
隣に寝転がっている瑛ちゃんに話かける。お腹が大きくなって来たので、私は横向きで瑛ちゃんに背を向ける形でベッドに入っている。
「つま先が冷たい!」
瑛ちゃんはそう言うと背後から軽く抱きしめてきて、私のつま先に自分の足を絡めてきた。
テレビは正月番組で、どこのチャンネルをかけてもワイワイガヤガヤと楽しそうな姿が映し出されている。
瑛ちゃんは病院からの呼び出しもなく、日頃の疲れをとるかのようにゆっくりと過ごしている。帰宅してお風呂が済んだ後、ソファーに座って一緒にテレビを見ていた私達だったが、瑛ちゃんがいつの間にか寝ていた。
安心しきっている表情でスヤスヤと寝息をたて、背もたれに身を委ねるような体制で夢の中にいる。毛布をかけようと立ち上がった時、瑛ちゃんが私に声をかけた。
「陽菜乃は眠くないの? ベッドに移動しない?」
急に起き出した瑛ちゃん。そっと立ち上がったつもりだったが起こしてしまったようだった。
「ごめんなさい、起こしてしまったよね。そうだね、もう寝ようか」
気付けば、時計は23時半を過ぎていた。お互いに身支度を整え、ベッドに入り込む。明日は都心でも雪が降る予報で、ベッドの中はいつもよりもヒンヤリと冷たく感じる。洋服の生地から出ている手足の部分がヒンヤリとしたシーツにあたり、急に肌寒く思えた。
「さっきまでは暖房のついた部屋に居たから急に寒く感じるね」
隣に寝転がっている瑛ちゃんに話かける。お腹が大きくなって来たので、私は横向きで瑛ちゃんに背を向ける形でベッドに入っている。
「つま先が冷たい!」
瑛ちゃんはそう言うと背後から軽く抱きしめてきて、私のつま先に自分の足を絡めてきた。