木曜日は立ち入り禁止。
佐藤くん…。そうじゃないと思うよ…。
佐藤くんの天然っぷりに少し驚いて藤くんに助けを求めようと見ると
藤くんも同じような顔をしていた。
「……藤くん、佐藤くんって」
「あいつ昔からあんなじゃん、ばかというかポンコツというか…」
コソコソっとしているとりっちゃんが既に泣きそうな顔で私に抱きついてきた。
「あんなの無理じゃんかぁ、天然じゃん」
「だ、大丈夫だよ!まだ打つ手はあるはず…」
「え、君って崚のこと好きなの?」
はっっっ!!
目を見開いてりっちゃんは固まった。
……ちょっと面白い。
「わわわあのさ藤くんっ!!このことはどうかご内密にっ!!!」
りっちゃん、焦りすぎてめちゃくちゃ丁寧になってる。
藤くんはうーん、と唸ってから
「いいよ、分かった」
と言った。
「ほんと?!ありがたやありがたや…!」
「俺にできることがあったらなんでも言って、協力できそうなことがあったらする」
りっちゃんは目を輝かせて私の元に戻って耳打ちしてきた。
「ちょっと!!藤くんめっちゃ良い人じゃんっ……!」
「うん、そーかも」
前まで少し変と言われていた藤くんが皆に認められてるのが嬉しくて、ちょっと顔が綻んでしまう。
「じゃあ、また来月に!残りの1枚分はりっちゃんたち3人に預けた!!」
佐藤くんは藤くんを連れて元気に席に戻って行った。
「嵐のような奴だな、あいつ」
「そんなことよりなーさん!なーさんは佐藤くんのこと、狙ってたりしないよね……?」
「あーないないない。大丈夫。私彼氏のこと大好きだし」
りっちゃんほんとに佐藤くんのこと大好きなんだなぁ。
なーさんも彼氏さんとすっごく仲良さそうだし。
普通に恋愛ができている2人がすごく羨ましかった。
それに比べて私は
弱いから、普通の恋愛なんて出来ない。
佐藤くんの天然っぷりに少し驚いて藤くんに助けを求めようと見ると
藤くんも同じような顔をしていた。
「……藤くん、佐藤くんって」
「あいつ昔からあんなじゃん、ばかというかポンコツというか…」
コソコソっとしているとりっちゃんが既に泣きそうな顔で私に抱きついてきた。
「あんなの無理じゃんかぁ、天然じゃん」
「だ、大丈夫だよ!まだ打つ手はあるはず…」
「え、君って崚のこと好きなの?」
はっっっ!!
目を見開いてりっちゃんは固まった。
……ちょっと面白い。
「わわわあのさ藤くんっ!!このことはどうかご内密にっ!!!」
りっちゃん、焦りすぎてめちゃくちゃ丁寧になってる。
藤くんはうーん、と唸ってから
「いいよ、分かった」
と言った。
「ほんと?!ありがたやありがたや…!」
「俺にできることがあったらなんでも言って、協力できそうなことがあったらする」
りっちゃんは目を輝かせて私の元に戻って耳打ちしてきた。
「ちょっと!!藤くんめっちゃ良い人じゃんっ……!」
「うん、そーかも」
前まで少し変と言われていた藤くんが皆に認められてるのが嬉しくて、ちょっと顔が綻んでしまう。
「じゃあ、また来月に!残りの1枚分はりっちゃんたち3人に預けた!!」
佐藤くんは藤くんを連れて元気に席に戻って行った。
「嵐のような奴だな、あいつ」
「そんなことよりなーさん!なーさんは佐藤くんのこと、狙ってたりしないよね……?」
「あーないないない。大丈夫。私彼氏のこと大好きだし」
りっちゃんほんとに佐藤くんのこと大好きなんだなぁ。
なーさんも彼氏さんとすっごく仲良さそうだし。
普通に恋愛ができている2人がすごく羨ましかった。
それに比べて私は
弱いから、普通の恋愛なんて出来ない。