真面目な鳩井の、キスが甘い。
3rd kiss .
キスフレとモトカレ
待ち合わせは15時50分、保健室の一番奥のベッド。
私たちは横並びでベッドに座る。
まずはじめに、私の右側にいる鳩井が眼鏡を外す。
この時点で早くも心臓の音がおかしくなる。
次に、鳩井が私の方に体を向けてコホンと小さく咳払いをすれば、
「……じゃあ」
と、静かに言って、
「……う、うぃ」
と、私も小さく返す。
そして、鳩井が私の背中のすぐ横に左手をついて、ギシ、とスプリングが鳴る。
同時に鳩井の骨ばった右手がそっと私の頬に添われると、私の心臓はマックス最高速度を記録する。
私たちは横並びでベッドに座る。
まずはじめに、私の右側にいる鳩井が眼鏡を外す。
この時点で早くも心臓の音がおかしくなる。
次に、鳩井が私の方に体を向けてコホンと小さく咳払いをすれば、
「……じゃあ」
と、静かに言って、
「……う、うぃ」
と、私も小さく返す。
そして、鳩井が私の背中のすぐ横に左手をついて、ギシ、とスプリングが鳴る。
同時に鳩井の骨ばった右手がそっと私の頬に添われると、私の心臓はマックス最高速度を記録する。