小児科医の恋愛事情 ~ 俺を選んでよ…もっと大事にするから ~
第6章 新しい道
「昨日茉祐をホテルに迎えに行って、そのまま温泉もいいなって考えてたんだけどさ。また今度、連休が取れた時でもいい?」
「うん。次は私も宿探しとかするね」
遅めの朝食を取りながら、俺は何気ない会話をする。
でも心の中では、いつどうやって彼女にプロポーズしようかと考えていた。
昨日の流れからいって、あまり間をあけるのもどうかと思うし。
やっぱり、何かサプライズ的な演出があった方がいいんだろうか。
「祐一郎、何か考え事? 難しい顔してる」
「あ・・うん。茉祐にいつ、どうやってプロポーズしようかと思ってさ」
「・・それ、私に言っちゃうんだ。ふふ、祐一郎らしい」
楽しそうに笑った後に、彼女は言った。
「できたら、ふたりだけの時がいい。プロポーズの後お店の人にも祝ってもらうとか、そういうのはちょっと・・恥ずかしいから」
「じゃあ、聞いちゃうけど・・婚約指輪のリクエストってある?」
「え、リクエスト?」
こくこくと、俺は首を縦に振った。
どうせなら彼女が気に入るものを贈りたかったからだ。
「えっと・・ここの・・」
彼女がタブレット端末で見始めたジュエラーは、いわゆるトップブランドだ。
小児科のナースステーションで、別の科のドクターと結婚することになった看護師の婚約指輪の話題で、このジュエラーのことは知っていた。
リクエストがあるか聞いた手前、いまさら引き下がれないけれど。
ここは高いぞ・・。
思わず、自分の貯蓄額がどれくらいだったかを考えた。
「うん。次は私も宿探しとかするね」
遅めの朝食を取りながら、俺は何気ない会話をする。
でも心の中では、いつどうやって彼女にプロポーズしようかと考えていた。
昨日の流れからいって、あまり間をあけるのもどうかと思うし。
やっぱり、何かサプライズ的な演出があった方がいいんだろうか。
「祐一郎、何か考え事? 難しい顔してる」
「あ・・うん。茉祐にいつ、どうやってプロポーズしようかと思ってさ」
「・・それ、私に言っちゃうんだ。ふふ、祐一郎らしい」
楽しそうに笑った後に、彼女は言った。
「できたら、ふたりだけの時がいい。プロポーズの後お店の人にも祝ってもらうとか、そういうのはちょっと・・恥ずかしいから」
「じゃあ、聞いちゃうけど・・婚約指輪のリクエストってある?」
「え、リクエスト?」
こくこくと、俺は首を縦に振った。
どうせなら彼女が気に入るものを贈りたかったからだ。
「えっと・・ここの・・」
彼女がタブレット端末で見始めたジュエラーは、いわゆるトップブランドだ。
小児科のナースステーションで、別の科のドクターと結婚することになった看護師の婚約指輪の話題で、このジュエラーのことは知っていた。
リクエストがあるか聞いた手前、いまさら引き下がれないけれど。
ここは高いぞ・・。
思わず、自分の貯蓄額がどれくらいだったかを考えた。