お前を必ず落として見せる~俺様御曹司の執着愛
会社では、あれ以来、龍斗は社長と秘書の関係以上は入ってこない、また新のことも聞いてこなかった。

そんなある日、まどかは体調不良で仕事を休んだ。

起きられなくて心細かった。

新はそんなまどかを放っておいて、遊びに出かけた。

「新、今日は私のそばにいて、お願い」

「子供じゃねえんだから、寝てれば治る、俺に頼るなよ」

そう言って、まどかを置き去りにして部屋を出ていった。

まどかは涙が止まらなかった。

私、何やってるんだろう。

そう言えば、生理きてない。

いつから?

カレンダーを見ると、もしかしてと嫌な予感が脳裏を掠めた。

新とは三年前から身体を重ねていない。

この一ヶ月だって、一度も……

社長の子供?

えっ、社長は避妊しなかったの?

どうしよう。

社長以外考えられない。

でも、今更、あなたの子供ですなんて言えない。

言ってどうするの?

あの時、社長に抱かれた時、嫌じゃなかった、身体が熱って、すごく感じて、

先を求めていた。

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