お前を必ず落として見せる~俺様御曹司の執着愛
「さてと、まどかの旦那に金を要求して、そうしたら、俺はお役目御免だな」

「何言ってるの、この女消してよ」

真凜は新に対して詰め寄った。

「俺は金さえもらえればいいんだ、そこまでやるとは言ってない」

「意気地無し、まさかこの女に未練あるとか言わないわよね」

「そんなわけねえだろ、とにかく真実がわかったんだから、お前は帰れ」

新は真凜を部屋から追い出した。

まどかはつわりの症状が出ていた。

「まどか、お前妊娠してるのか」

「うん」

「旦那の子供か」

「うん、でも龍斗さんには言ってないの」

新は不思議な表情を見せた。

「どうしてだ、お前のお腹の子供がは奴の子供なら、契約じゃなく、ちゃんと結婚出来るだろ、責任取らせろよ」

まどかはクスッと笑った。

「何がおかしいんだ」

「だって、龍斗さんと同じ事言ってるんだもん」

「えっ?」

「私が妊娠してること知って、奴の子供なら責任取らせろよって」

「その時、あなたの子供ですって言わなかったのか」

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