お前を必ず落として見せる~俺様御曹司の執着愛
酒のスピードが上がって、まどかは酔いが回ってきた。

すると、彼に振られた話を始めた。

「わたし、彼に振られちゃったんです、ひどくないですか、五年ですよ、五年」

龍斗は黙ってまどかの話を聞いていた。

「しかも、ベッドで裸で抱き合っていたんです、私と目が合うと、言い訳ひとつしないで、
こいつが好きなんだって」

「そうか」

「ひどくないですか、そりゃあ、三年レスでわかっていたけど、私そんなに魅力ないですかね」

まどかは泣き出した。

「そんなことはねえよ」

「嘘ばっかし、社長だって彼と同じ年なんですから、若い女の子がいいですよね」

「試してみるか」

「試すって?」

「俺がまどかを抱いて興奮するか試すんだよ、シャワー浴びてこい」

まどかは龍斗に追い立てられるようにシャワールームへ向かった。

えっ、試すって理科の実験じゃあるまいし、私が社長と?

いやいや、あり得ないでしょ。

どうしよう。

まどかは酔いを覚ますため、シャワー浴びた。

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