お前を必ず落として見せる~俺様御曹司の執着愛
龍斗は想いが溢れて、まどかの唇に触れた。

まどかはビクッと身体が反応したが、龍斗のキスを受け入れた。

まどか、好きだ、ずっと俺の側にいてくれ

龍斗は心の中で何度も何度も叫んだ。

まどかはしばらくの間、入院を余儀なくされた。

入院の次の日の朝、病室のドアが開いた。

こんなに朝早く誰だろうと思い、ドアの方へ振り向くと、

そこには龍斗が立っていた。

「まどか、おはよう」

「龍斗さん、どうされたんですか」

「まどかの顔見たくなったんだ」

まどかはあり得ない龍斗の言葉に戸惑いを見せた。

「どうだ、具合は?」

まどかは大丈夫ですと言う言葉を飲み込んだ。

そして「具合はいいです、つわりもなくて、早く帰りたいです」と伝えた。

龍斗はまどかの言葉に笑顔を見せた。

まどかは恥ずかしくなって俯いた。

龍斗はベッドに腰を下ろして、まどかを引き寄せて抱きしめた。

「龍斗さん、あのう……」

「しばらくこのままでいてくれ」

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