お前を必ず落として見せる~俺様御曹司の執着愛
「ぎゃあ」

「どうした」

ドアを開けて飛び込んできたのは龍斗だった。

「嘘、社長がなんでここにいるんですか」

「はあ?ここは俺のマンションだからな」

えっ、社長のマンション?私、社長のマンションに泊まったの、なんで何も着てないの?

「おい、まどか、大丈夫か」

「大丈夫です、あのう、つかぬことをお聞きしますが、なんで私何も身につけていないのでしょう」

「覚えていないのか」

「はい」

「雨の中ずぶ濡れでいたから、ここに泊まれって誘った、そして一緒に酒を飲んで、
そしたら、ペラペラ男に振られた話を始めたんだよ」

「すみません」

「三年ずっと男に抱かれていないって、そんなに私は魅力がないのでしょうかって言うから、試してみるかって」

「待ってください、私、社長を襲ったんですか」

「いや、俺がまどかを襲った」

嘘、嘘、ということは私は社長と寝ちゃったの?

「安心しろ、すっげえ、感じた、またまどかを抱きたい」

まどかはがっくりと肩を落とした。

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