この契約結婚、もうお断りしません~半年限定の結婚生活、嫌われ新妻は呪われ侯爵に溺愛される~
お披露目は半年後に行われることが決まり、お互いが婚姻届にサインしたことで、その日のうちに結婚は成立。無事に資金は、援助された。
前回は、私が結婚を一方的に破棄する裏切りをした賠償金という形で一部の資金が支払われた。
サーベラス侯爵であるディル様は、最後まで資金援助を断ったらしい。
けれど、お父様はごり押しで、一部の資金援助を強行したという。
今回は、花嫁からの持参金という形できちんと全額支払われる。
このお金で、ディル様が愛するサーベラス領が、救われればいい。
そして三日後、私はサーベラス侯爵家に花嫁として嫁いだのだった。