あなたは私の王子様
やっと落ち着いてきたのは15分後。

行きたくも無い教室に足を運ぶ。

──ガララララ

「………」

「麗羽!今日も遅刻か!」

「……すみません。」

私を見るクラスメイトの視線が刺さる。

視線が怖くて息が荒くなってきた。

先生だって本当はいじめに気づいてる。

ただ、見てみるふりしてるんだ。

入学して1ヶ月と7日。

私はついにストレスによる過呼吸で倒れた。

そして私はもう学校には来ないことを決めた。
< 6 / 32 >

この作品をシェア

pagetop