あなたは私の王子様
こんな私いじめられて当然だったのかも。

家を出て鍵を閉める。

外はまだ薄暗い。

悪夢ではやく起きちゃったんだ…。

私には母親がいない。

父親はいるけど仕事が忙しくてなかなか家に帰ってこない。

でも毎月使い切れないくらいのお金を渡してくれるから不便はしてないけどやっぱり家族の愛みたいなのには憧れる。

重い足取りのせいで普通に歩いて3分のコンビニに10分かけて着いた。

あまり食欲がないからゼリーとお茶、お昼ご飯におにぎりを2個買うことした。
< 8 / 32 >

この作品をシェア

pagetop