あなたは私の王子様
「……お願いします。」
人見知りが発動して声が小さくなってしまう。
「660円です!」
えーと、660円…ってあれ?!……お財布がない!
頭が真っ白だ。
私があたふたしていると店員さんが「どうかいたしましたか?」と聞いてくる。
ど、どうしよう!
「あの、財布家に忘れたので取りに行っても…」
「これ使って。」
後ろからすっと現れて1000円札を差し出してくれたのは高身長のお兄さん。
人見知りが発動して声が小さくなってしまう。
「660円です!」
えーと、660円…ってあれ?!……お財布がない!
頭が真っ白だ。
私があたふたしていると店員さんが「どうかいたしましたか?」と聞いてくる。
ど、どうしよう!
「あの、財布家に忘れたので取りに行っても…」
「これ使って。」
後ろからすっと現れて1000円札を差し出してくれたのは高身長のお兄さん。