私のお願い、届いてますか?
「河田さん、昨日出してくれた案だけど、もう少し具体的に書き直せる?」
私のデスクに一口チョコをニ粒置いて、朝倉さんが声をかける。
「えっ…それって」
「うん、昨日の案で進めていこうと思う」
その言葉に、忙しさでいっぱいいっぱいだった私の心に一筋の光がさす。
「はい!すぐに打ち出します!」
結衣子さんにもらった栄養ドリンクを一気に飲み干して気合を入れ直す。
私の企画が実現されていく嬉しさで、疲れなんて吹き飛んでしまう。
「よかったね、梨々香ちゃん」
コソッと結衣子さんがそう言ってくれて、私は笑顔で頷く。
「ふふっ、元気出たみたいね」
そう言って、結衣子さんは自分のパソコンにすぐに向き合う。
この瞬間があるから、仕事が大変でも、頑張ろうって思えるんだと思う。
すっかりモチベーション上がった私は、いつもよりも仕事が捗っていった。
「河田さん、先に上がるけど、まだ残る?」
朝岡さんが帰宅の準備をしながら、声をかけてきた。
「はい。あと1ページ分なので、やってしまいます」
明日は休日だから、イメージのあるうちに書き終えてしまいたかった。
「そっか。じゃあ、あまり遅くならないように」
「はい。お疲れ様でした」
朝岡さんの後ろ姿が見えなくなり、コーヒーを一口飲んでからまた仕事に取り掛かった。
私のデスクに一口チョコをニ粒置いて、朝倉さんが声をかける。
「えっ…それって」
「うん、昨日の案で進めていこうと思う」
その言葉に、忙しさでいっぱいいっぱいだった私の心に一筋の光がさす。
「はい!すぐに打ち出します!」
結衣子さんにもらった栄養ドリンクを一気に飲み干して気合を入れ直す。
私の企画が実現されていく嬉しさで、疲れなんて吹き飛んでしまう。
「よかったね、梨々香ちゃん」
コソッと結衣子さんがそう言ってくれて、私は笑顔で頷く。
「ふふっ、元気出たみたいね」
そう言って、結衣子さんは自分のパソコンにすぐに向き合う。
この瞬間があるから、仕事が大変でも、頑張ろうって思えるんだと思う。
すっかりモチベーション上がった私は、いつもよりも仕事が捗っていった。
「河田さん、先に上がるけど、まだ残る?」
朝岡さんが帰宅の準備をしながら、声をかけてきた。
「はい。あと1ページ分なので、やってしまいます」
明日は休日だから、イメージのあるうちに書き終えてしまいたかった。
「そっか。じゃあ、あまり遅くならないように」
「はい。お疲れ様でした」
朝岡さんの後ろ姿が見えなくなり、コーヒーを一口飲んでからまた仕事に取り掛かった。