偏差値高めで恋愛未経験の私が隣の席の男の子に溺愛されるお話〜春編 Spring 〜
起きると、18:30だった。学校から帰ってきて実に6時間経ったみたい。


晩御飯を食べ終わって、お風呂も入って、歯も磨いた夜。


私は1人勉強机に向かっていた。


何をするのか。それは、今日配られた教科書に名前を書いて、問題を全て終わらせるのだ。


でも、国語などの問題集がないものは教科書を全て読んで、それに対する見解を添えるのだ。


それを全てやっても、まだ21:30。


私はいつ寝てもしっかり寝れて、同じ時間に起きることができるからいくら徹夜しても大丈夫な人。


でも、今日はなんだか疲れたから早めに寝ようかな。


そう思ってベッドに入った。私はいつも習慣でその日にあったことをベッドの中で振り返りながら眠りにつく。


今日も振り返ろうと、何があったか思い出してみると、今日の私は如月くんと関わりが深かったんだなと思った。


でも、隣の席だってことを忘れるくらいぼーっとしてたんだなぁ、私。


明日からは、どういう風に挨拶しようか、今日は逃げ帰っちゃった感じだし。とりあえず、


「おはよ〜」


でいいのかな?まぁ、深く考えるのも脳の無駄遣いだし、明日出てきた言葉でいいや。


それにしても2位かぁ〜。いいライバルになりそう。ワクワクする。


ま、その前に仲のいい友達を早いとこ作ろうかなぁ。そんなことを考えていたら、いつの間にか私は眠りに落ちていた。


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