クールな番犬くんは学園最強のオオカミでした
「がんばれー」
『あ、ありがとうございます。えー……せっかくなので、作品賞を目指したいです。が、がんばりましょー!』
「「おおーーー!」」
っ!
なにも考えずに吐きだした言葉だったけれど、大きな歓声が返ってきてびっくり。
みんな、けっこうやる気あるみたい。
うーん……とりあえず、先のことなんてわからないけど、がむしゃらに頑張ろう。
そう心に誓った、はずだったんだけど──。