二度目の好きをもらえますか?
すっぽりとヘルメットを被った後ろ姿だったので、男女の区別すらつかなかったけれど、きっとそうだと思い込んだ。
首を振り、部屋に掛けた黒猫型の時計を見つめる。
午後、八時過ぎ。こんな時間からどこに行くんだろう?
バイト? それとも友達の家?
単純に気にはなったが、「ま、いっか」と呟き、一階の浴室へと降りた。
再び漫画に手を伸ばす気にはなれなかった。
***
首を振り、部屋に掛けた黒猫型の時計を見つめる。
午後、八時過ぎ。こんな時間からどこに行くんだろう?
バイト? それとも友達の家?
単純に気にはなったが、「ま、いっか」と呟き、一階の浴室へと降りた。
再び漫画に手を伸ばす気にはなれなかった。
***