ゲームセット

パイレーツパイレーツ

まわりを見る。


少し遠くに人が見えたけど、囚人か参加者か分からない。


分からないなら、尚更危険な気がした。


あたしは足早に、パイレーツパイレーツへ走る。


場所は案内書を見ててなんとなく分かってたから、おもいっきり走った。








”ﾊﾟｲﾚｰﾂﾊﾟｲﾚｰﾂ”


着いた・・ここだ。


ﾊﾟｲﾚｰﾂﾊﾟｲﾚｰﾂ、そう書かれている看板と、大きな扉。


大きな扉は遊園地にはにつかない不気味な色で。


はっきり言って、普通だったら絶対乗らない感じのコースターだ。


まわりを注意しながら、

あたしは中へ入っていった。